北欧ビンテージ家具の一つにYチェアと呼ばれるものがあります。
Yチェアとはアームの長さが短めになっているので、左右が塞がれることなく横向きにも座ることができるものです。
アームの位置がやや高めなので、横向きになった時でもアームが背もたれ代わりとなり、楽な姿勢で座ることができるのが魅力です。
北欧ヴィンテージ家具のYチェアの魅力の一つは、ハンモックのようにお尻を包み込んでくれる座面が挙げられます。
Yチェアの座面はペーパーコードと呼ばれる紐を編むことで作られています。
ここに座るとやや沈み込む感覚を味わうことになります。
ハンモックの寝心地に似ているもので、この座り心地がYチェアの特徴の一つと言えるでしょう。
毎日座ることでお尻の形にあわせ少しずつ変形が見られ、ピタッとお尻を包むような感覚にホッとされるものです。
さらには夏はひんやりと、そして冬は暖かな座面が期待できます。
これはペーパーコードの座面が中に空洞ができるように編みこまれているからです。
座面の中が一定に保たれることから、夏の群れや冬の冷えなども感じにくく、座布団なしでも快適に使うことができます。
北欧ヴィンテージ家具Yチェアは、見た目と座り心地のどちらも兼ね備えたアイテムと言えるでしょう。